機関紙106号 (2015年1月19日発行)



もくじ

希望 宍道湖の夕映え
   浅川光一(北秋津在住)

わンわンわンと
   中原道夫(詩人・代表委員)

2015年年賀状

鈴木彰の「トリックがばれてトリクルダウンせず」

太郎の部屋のほっとたいむ 27

「夢」が現実の課題に…選挙が教えてくれた
   島田三喜雄(元東京新聞)

第3次安倍内閣と「9条の会」
   山本達夫(元出版 世話人)
    安倍首相が隠ぺいして手に入れたもの
    “戦争する国”にふさわしい改憲のうごき
    反省と謝罪の気持ち持ち続けるこそ償い
    生まれている“新しい力”

池上さんも避けた?「選挙報道」への圧力
   宇佐見昭彦(ジャーナリスト)

福島を舞台に倉本演劇

堕落の根源「政党助成金」

紹 介
    ●第10回よりよい教科書をこどもたちに 教科書学習会
    ●吾妻9条の会講演会 「世界に輝く日本の憲法9条」
    ●埼玉革新懇 お話と音楽のつどい
    ●映画「約束」所沢で上映会




希望 宍道湖の夕映え

浅川光一(北秋津在住)
 日本美術会、瀝西美術会、所沢美術連盟、美術九条の会



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わンわンわンと

中原道夫(詩人・代表委員)

空は世界を一つに結んでいるのに
地上ではそれぞれが
勝手に国を造ってしまったから
 争いが絶えない

「カミ」は却初から
すべてに遍く恵みを与えていたのに
それぞれが
勝手に自分の神を創ってしまったから
 争いが絶えない

天地の恩恵を受け
人々は鍬や鋤を持ち田畑に立ったが
いつしかから
それが銃や刀に替えてしまったから
 争いが絶えない

けれど、いま公園でじやれているのは
コリーとダックスフント
しば犬はドーベルマンに恋している

パスポートのいらないワンちゃん
銃や刀を持たないワンちやん

だから、みなさん
みんなで犬になりませんか

わンわンわンと
仲良く吠えて
わンわンわンと
尾を振って

公園の一番高い木のテッペンでは
烏が数匹集まって
人間と犬とどちらが幸せなのかを
考えています



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2015年年賀状

 日頃からご協力いただいている皆様から、今年もたくさんの年賀状が寄せられました。
その一部を御紹介します。

半田 滋さん
(東京新聞論説兼編集委員)

早乙女勝元さん
(作家・足立区在住)

鈴木 彰さん
(イラストレーター・調布市在住)


戸塚章介さん
(新聞OB九条の会代表)


藤森 研さん
(専修大学教授・逗子市在住)





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鈴木彰の「トリックがばれてトリクルダウンせず」




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太郎の部屋のほっとたいむ 27

「をんな善哉」のお味は?

鈴木太郎(詩人・演劇ライター 中新井在住)

 2015年の幕開け、文学座「リア王」、俳優座「桜の園」、老舗の劇団がシェイクスピアとチェーホフの名作に挑む。江守徹のリア王、岩崎加根子のラネーフスカヤとくれば完売もおかしくはない。

 青年座もまた高畑淳子主演の「をんな善哉」で幕を開けた(8日〜11日、北千住・シアター1010、8日所見)。この作品の初演は2011年、鈴木聡の書き下ろしを宮田慶子が演出した。このときも好評で、静岡、九州の演劇鑑賞団体で巡演。今回も四国、首都圏の鑑賞団体を巡演する。

 この作品の主題は、50歳を迎えた女性の生き方を問うというもの。かつて証券会社でばりばり働いていた笹本諒子(高畑淳子)が、両親から東京・下町の甘味処「笹本」を継ぎ、なんとかやってきた。しかし、諒子のなかに「あたしまだ、女をおわりにしたくない」と思う気持ちがある。もと同僚の谷川澄江(増子倭文江)とは、なんでもいいあえる仲、その会話はかなり際どい線までいく。近くの酒屋の夫妻(平尾仁・津田真澄)や笹本の職人・前田繁男(名取幸正)などが下町の人情味をうまく醸し出していく。やがて、諒子のかつて恋人の登場や地上げ屋による再開発などもテーマに。コメディタッチの要素もあり笑わせるし、高畑独特の動きの面白さがある。ラストシーンで諒子と澄江が食する「善哉」のお味は? ということになる。

 所沢では2月3日に所沢ミューズで上演される。この機に所沢演劇をみる会に入会されることを、おすすめしたい。




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「夢」が現実の課題に…選挙が教えてくれた

島田三喜雄(元東京新聞)

 私が新聞について考える時、いつも立ち返るのが、新聞労連編「新聞労働運動の歴史」だ。

 1980年6月30日 新聞労連結成30周年の日に、と題した「刊行のことば」によると、朝日、毎日、読売、日経、新聞単一、全新聞、新聞労連、新聞単一と、新聞労働者の全国的な団結と連帯の力強い結集がありありと目に浮かぶようで、まさに今昔の感がある。

 60年安保闘争の際にも、この団結と連帯の大きな力量が発揮され、日本資本主義の経営者陣の心胆を寒からしめた。

 60年10月の日経連臨時総会で、前田専務理事は「マスコミの威力というものが(安保闘争で)いかに大きいかを痛感させられた」と述懐。

 この総会で、評論家の御手洗辰雄は五項目の提案を示した。
@「進歩的」新聞のボイコット運動の大衆化
A経営権の確立と労組の弱体化
B広告スポンサーからの圧力
C地方新聞、地方民放の重視と提携
D良識ある文化人の育成・重用と『世界』『中央公論』などに対抗する総合雑誌の創刊。

 このあと、「新聞の左翼偏向の一因たる日本ジャーナリスト会議の正体を一般大衆に解明し、また新聞労連の総評加入について世論を盛り上げ、その圧力によってこれを速やかに脱退せしめる」と言う方針を打ち出している。

 このあと、産経労組の労連脱退と一千人の首切りに発展。
この時、首を斬られた方が現在、JCJで活躍していらっしゃるが、すさまじい「産経残酷物語」が展開されていった。

 時は移り、87年5月3日には西宮市の朝日新聞阪神支局が覆面男に襲撃され、記者2人が死傷。犯行声明には、毎日・東京の2紙も明記され、言論抑圧の力が誇示された。

 警察力の優秀さを誇るこの国で、これは何を意味するのか。徹底的に究明すべきだ。

 小選挙区制の導入も、新聞協会の圧力で、強引に行われたと、東京新聞の当時の編集局長は明言した。年末の総選挙で、小選挙区制にも風穴が開けられ、主権者国民の意思表示に風穴が開けられたことは慶賀すべきことと言える。

 アベノミクスの正体が、白日の下にさらされたことは、天網恢恢疎にして漏らさず、の立証として、まずはおめでとうございます。次なる課題は言うまでもなく、日本国憲法の完全実施、日米安保条約の破棄、米軍の日本列島からの撤退、これらは夢ではなく、現実の課題になりつつあると、私の初夢が教えてくれました。

「九条守って世界に平和を」の皆さん、ますますのご発展を祈念いたします。

 将棋三段の小生、やりくり算段から「四段」を狙っておりますが、これは「予断」を許しません。(八王子革新懇世話人)




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第3次安倍内閣と「9条の会」

山本達夫(元出版 世話人)

安倍首相が隠ぺいして手に入れたもの

 安倍首相が“そのこと”を語りだしたのは総選挙が終わってからである。“そのこと”は、公約のいちばん最後にわずか数行で掲げられてはいた。朝日新聞(12月17日付け)によると、公示後に安倍首相は全国で74回の街頭演説をこなしたらしいのだが、“そのこと”に触れたことは一度もなかったという。“そのこと”は選挙の争点から意図的に隠ぺいされたのである。13年夏の参院選では、「96条」だの「国防軍」だの「日の丸君が代」だのワアワアと声高に叫んでいた安倍首相が嘘のようだ。

 “そのこと”とは、もちろん「憲法改正」である。かつて国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)主催のシンポジウムで、「ある日気づいたらナチス憲法に変わっていた。あの手口学んだらどうかね」と語って会場を大爆笑させたらしい副総理がいたが、“隠ぺい”はまさにそれを絵に描いたようでもある。

 解散直後に勝敗ラインを聞かれた安倍首相は、「自公で過半数」と心にもないことを答えた。典型的なプロパガンダである。安倍首相には、いま解散すれば現状維持くらいは確保できる勝算はあった。内閣支持率は下降気味だが、まだ5割を少し切ったあたりだ。4割の得票で8割の議席がとれる選挙制度だし、大政党有利、現職有利、野党ガタガタ、低投票とくれば怖いものはない。共産党がどこまで伸びるかだが、そして沖縄もヤバイが、こっちは現状維持で“絶対安定多数”だ。17常任委員会すべてで委員長独占と過半数の委員確保ができる。なにがあっても“安定”している“多数”だからこそ“絶対”というのだ。

 安倍首相のプロパガンダを鵜呑みにしたメディアは、現状維持の調査結果を最初から最後まで「自民に勢い、自民優勢」と報道しつづけ、それがバンドワゴン効果を生み、低投票を加速させ、終わってみると安倍首相の手に「自公で現状維持の議席」と「新たな任期4年」が入った。安倍首相が手に入れたかったものは、この任期4年という「時間」だった。改憲原案の発議と国民投票実施のための「時間」が必要だったのだ。

“戦争する国”にふさわしい改憲のうごき

 改憲団体「日本会議」を支援する閣僚が8割占めた「第2次」から“うちわ””歌舞伎”“金疑惑”が消えただけの第3次安倍内閣がスタートした。この内閣が、投票率無視の国民投票で「過半数の合意」めざす改憲原案づくりをすすめる本格的な改憲内閣である。

 参院でも3分の2の議席を占める必要はあるが、改憲原案がまとまればすり寄ってくる政党に不足はしない。安保法制を整備したり、自衛隊を世界中にいつでもさくさくと「戦地派兵」する必要もある。“現憲法はもう古い”と思わせる既成事実にもなるし、メディアにもっと寿司も食わせなきゃならん。改憲するにはやることがいっばいあって忙しい…。

 「憲法改正が私の歴史的な使命」と公言する安倍首相の本音は、“戦争しない国”の憲法を“戦争する国”にふさわしい憲法に改変することにある。そのことは12年に出された自民党「憲法改正草案」にはっきりと現われている。

 侵略戦争への反省、不戦平和を誓う「前文」を全面削除し、世界史上類のない“戦力不保持”を規定したからこそ“自衛権”を明記しない「9条2項」も全面削除する。さらに外からの武力攻撃を受けた際の事実上の戒厳令である「緊急事態条文」を新設する。

 いったい誰のために何のために“戦争する国”は必要なのか。安倍首相が意図する改憲の背景になにがあるのか。戦後70年はそのことが問われているのではないか。

反省と謝罪の気持ち持ち続けるこそ償い

 今年8月15日にだされる安倍談話に、植民地支配と侵略によるアジア諸国民への反省と謝罪が記されるか国内外から注目されている。侵略戦争の反省を削除する「草案」もそうだが、もともと安倍首相には村山談話の「痛切な反省」も「心からのお詫び」も引き継ぐ気持ちはない。靖国参拝を当然視し、「いつまで謝りつづければいいのか」(朝日社説、1月3日)という反発と同時に、反省と謝罪をこのまま引き継いでいては“未来志向”の談話にならないと考えている。だから「全体として引き継ぐ」という。そうすれば、そこに反省と謝罪が含まれるとメディアは勝手に報道してくれる。しかし「いつまで謝りつづければいいのか」は、加害者の側の一存で決めるものなのだろうか。

 さだまさしの「償い」という歌がある。過労による交通事故で人を死なせてしまった彼は、「人殺し! あんたを許さない! とののしる奥さんの涙の足元で、ひたすら大声で泣きながらただ頭を床にこすりつける。償いきれるはずもないが、彼はせめてもと毎月薄い給料袋の封を切らずに奥さんに送金しつづける。7年が過ぎてはじめて奥さんからの手紙が届く。『ありがとう、あなたの優しい気持ちはとてもよくわかりました。どうぞ送金はやめて、あなた自身の人生をもとに戻してあげてほしい』。彼には手紙の中身より、奥さんから返事が来たのが、ありがたくて、ありがたくて、ありがたくて、ありがたくて、ありがたくて、神様っ、彼は許されたと思っていいのですか。人間のやさしさに、もらい泣きの涙がとまらなくて、とまらなくて…」と4度繰り返してこの歌は終わる。実話である。

 植民地支配と侵略にたいする反省と謝罪の気持ちを「加害した側」がもちつづけることこそが、「加害された側」との関係修復にむけた“未来志向”につながるのだ。

生まれている“新しい力”

 渡辺治「9条の会」事務局次長は、戦後もっとも国民運動が盛りあがった60年安保闘争のころと比較して、いま運動のなかにみられる“新しい特徴”を次のように整理している。

 @保守層から現政権への離反が生じている、A大都市中心だった運動が今は地方で高揚している、B多様な市民運動がうまれている、C女性の力がすごい、「9条の会」の6割が女性、という。

 過去の時代にはなかった“新しい力”がまちがいなく生まれている。なによりも「9条」によって国民のなかに定着した平和への強い願いと、全国津々浦々に7500を超える「9条の会」が存在している。

 改憲する側に立って考えてみても、これらの壁を打ち破るのは容易ではないはずだ。




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池上さんも避けた?「選挙報道」への圧力

宇佐見昭彦(ジャーナリスト)

 2013年12月6日は国民にとって忘れられない日となりました。それは参議院で自民・公明の2党だけで特定秘密保護法案が強行採決された日です。

 投票日の夜、テレビ東京の特別番組を楽しみにしていた。池上彰さんが、ある時は石原慎太郎のごう慢さに痛快な一撃を加え、またある時は橋下徹らが率いる「維新」の票集めに担ぎ出されて当選したアントニオ猪木から「維新と政策を打ち合わせたことはない」と驚きの発言を引き出した、あの番組である。

 だが、今回は物足りなかった。安倍首相に「集団的自衛権について今回の選挙ではあまり言わなかったのでは?」と問いかけ、首相が「そんなことはありませんよ」と少しムキになって反論したのが、唯一の見せ場だったか。最後に池上さんならこれを聞くだろう、と私が期待していた質問は出ずじまいだった。

 それは、自民党がテレビ各局に「公平中立な選挙報道」を求めて、圧力をかけた問題だ。

 放送法の制約はあっても、テレビ局は言論報道機関なので、権カヘの批判・監視が使命だ。長年テレビの世界で生きてきた池上さんが、このメディアの根幹にかかわる問題について、時の最高権力者にどんなボールを投げるのか。首相はどう答えるのか。

 あるいは、よくある光景だが、聞かれたことには答えず、興奮して自分の主張だけを延々としゃべり続けるかもしれない。その異様な姿をテレビがありのまま、容赦なく映し出すわけで、それならそれでよい。

 残念ながら、そんなボールは投じられなかった。池上さんの頭の中に、きっとその質問は候補としてあったと思うのだが…。

 一方で、予想外に奮闘したのが日本テレビだ。アベノミクスで賃上げが実現したと胸を張る首相。「働く人の7割は中小企業に勤めているんですよ。中小企業に賃上げの余力があるんでしょうか?」と繰り返し迫る村尾キャスター。中継用のイヤホンを自ら外してしまい、キャスターの問いかけを完全に無視して、一方的にまくし立てる首相。「村尾さんのように批判しているだけでは、何も変わらない」と、逆ギレ発言も飛び出した。

 人の話を聞かない、冷静に対話できない、批判に耳を傾ける謙虚さや度量が全くないという、危険な権力者の実像をあらためて日本中に示してくれた。

 ひとつだけ気になったのは、村尾さんが「私は批判してません。プラス成長の成否を問うてるんです」と返したところだ。批判していると言われて「批判してない」と否定することはないと思う。

 どの党派に対しても批判的な視点を持って質問するのは当然だし、とりわけ相手は巨大な政権与党の党首なのだから。
(東京新聞労働組合)




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福島を舞台に倉本演劇

 昨年8月に富良野市で3日間上演された倉本聰作・演出の演劇詩「ノクターン」が装い新たに全国で公演されます。倉本さんは「風化とは、永い年月をかけて、岩が砕けて石となり、石が砕けて砂になり、砂が砕けて塵となり、塵が風にのって飛散して消え去る。そういう現象のことを云います。それをもじって心に刻まれたものが弱くなっていく様を世間では風化と呼んでいます。

 本来風化とは、何千年、何万年、何億年かかって塵となり飛散することを云うのですが、今の日本ではちがうようです。

 僅か3年前のあの原発事故。当時世界をあれだけ震憾させたあの悲劇の記憶が、当事国である日本の中で、こんなにも早く風化の様相を呈し始めていることに僕は激しい憤りと悲しみを感じます。

 メルトダウンの始末もつかず、核燃料廃棄物の処理の方策さえ見つからぬまま、政府が財界が、そして世論さえ、原発再稼働に舵を切り、更には原発輸出さえ進もうとしている。

 この事故で死の淵へ追いやられた方、故郷を捨てざる得ない方に、何と申しひらきすれば良いのでしょうか。

 われわれ富良野GROUPは、微力ながら少しでも福島に寄り添い、風化に対抗する一石を投じようと三年かかって小さな演劇詩をつくりました。それが『夜想曲ノクターン』という作品です。一生懸命、真剣に創りました」と語っている。

 上演スケジュールは、ゆめはっと(南相馬市)2月1日、東京新国立劇場2月4日〜8日、会津風雅堂3月1日、郡山市民文化センター3月3日、いわきアリオス3月5日、福島県文化センター3月7日。2月4〜8日、東京新国立劇場で公演。




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堕落の根源「政党助成金」

 選挙で「政党助成金」の問題が浮上した。税務専門誌「納税通信」は「これでいいのか政党助成金!」と題した記事で大政党に有利な交付額の算定や不明朗な使途などを告発し、「税金の私物化を廃止せよ」と述べたうえで、「本当に身を切るというなら、真っ先に廃止すべきだ」と主張している。

 共産党は受け取りを拒否しているが、年320億円(国民1人あたり250円)の国民の税金を政党が山分けする政党助成金の累計額が、20年間で6311億円にのぼるという。

 この間に受け取った政党は35党が助成金を手にするや政策や理念を放棄し、離合集散を繰り返して解散・消滅してきた。何の苦労もせずに税金から巨額な資金が転がり込む、この制度こそ政治の腐敗と政党の堕落をもたらす元凶である。

 そもそも政党は支持者からのカンパで賄うのが当然で、私の税金が、支持もしない自民や公明に支給されるのは、もはや耐えられない。明白な憲法違反である。助成金は自民党本部収入の64%。民主党にいたっては86%を占めるという。両党とも国営政党なのだ。政党が「努力」を怠る。そのことが堕落させているのではないか。共産党の志位委員長は、「廃止に向けた論陣を大いに張る」と語った。 (葛西)




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紹 介

●第10回よりよい教科書をこどもたちに 教科書学習会

教科書が危ない!
 第10回教科書学習会として吉田典裕さんを講師に招き、教科書をめぐる最近の情勢について学習します。
講 師:吉田典裕さん(出版労連教科書対策部長 子どもと教科書全国ネット21常任運営委員)
日 時:1月31日(土)13:30〜16:30
会 場:小手指公民館分館 3F音楽室
主 催:「教科書を考える所沢市民の会」牧 柾名
共 催:「子どもたちの未来と教育を考える会」持丸邦子
問い合わせ:042−394−6652篠原

●吾妻9条の会講演会 「世界に輝く日本の憲法9条」

講 師:伊藤千尋さん(朝日新聞記者)
日 時:2月21日(土)13:30〜15:20
会 場:所沢市立吾妻公民館(西所沢駅から南へ徒歩15分)
資料代:300円
問い合わせ:090−2635−8840立川

●埼玉革新懇 お話と音楽のつどい

お話する人:仲代達矢さん(俳優)
日 時:2月28日(土)開演14:00
会 場:埼玉会館大ホール 
チケット:一般1999円、高校生以下1000円

●映画「約束」所沢で上映会

日 時:2月1日(日)午後2時〜4時
会 場:ミューズ中ホール
入場料:大人1000円 小中高500円
主 催:上映実行委員会
チケット:市川治彦090−2537−1374 畑中繁080−1304−2232 大山茂樹080−2335一1987まで




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